【名字】廷々

【読み】ていてい,てて,ていで

【全国順位】 21,398位
【全国人数】 およそ200人


【名字の由来解説】

同名字は、福井県、福島県、東京都などにみられる。
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最終更新:2023/04/12 22:30:17  最終更新者:koba


廷々さんの多い地域 TOP5

都道府県人数
福井県 およそ60人
福島県 およそ20人
京都府 およそ20人
東京都 およそ20人
愛知県 およそ10人
市区町村人数
福井県越前市 およそ60人
福島県いわき市 およそ30人
長野県長野市 およそ10人
東京都墨田区 およそ10人
東京都立川市 およそ10人

廷々さんの比率が多い地域 TOP5

都道府県比率
福井県 0.00872%
福島県 0.00135%
京都府 0.00083%
滋賀県 0.00077%
長野県 0.00055%
市区町村比率
福井県越前市 0.07%
愛知県丹羽郡大口町 0.026%
福井県鯖江市 0.012%
福島県いわき市 0.008%
京都府京田辺市 0.008%
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廷々さん みんなの名字の由来
読み:ていてい(ていで、てて、などとするのは誤り)
 廷々姓の由来は、古代の[三国(みくに)現在の福井県にあたる]の[粟田部(あわたべ)で成人したと伝えられる[おおとのみこと]]を遠祖とする父祖伝承にはじまる。
 [おほとのみこと]は、のちに第26代継体天皇となった人である。
 近江の高島(いまの滋賀県北部)において[ひこうしのおおきみ・彦主王]を父とし、三国から迎えられた[ふりひめ。振媛]を母として生まれた。現在、福井県の九頭竜川河口部に三国という地名が残っているが、古代の三国は加賀から越前に至る広範な、いわゆる[越の国]の原型にあたる古代北陸豪族の国であったと考えられ、九頭竜川を遡った内陸部に、いまも粟田部という地名がそのまま残っている。
 [おほとのみこと]は幼いときに父[ひこうしのおおきみ]が亡くなり母の[ふりひめ]は[おほとのみこと]を釣れて三国へ逃れ、この地で成人したと伝えられる。[ひこうしのおおきみ]の死が自然死であっとしても、有力豪族の血脈を継ぐ幼子としては母の勢力圏に逃れる必要があったのであろう。
 古事記や日本書紀の記述によれば、第25代の武烈天皇で後嫡の絶えた大和王権から迎えられて第26代継体天皇となったとされているが、[おほとのみこと]が越前をでたのは40歳を過ぎていたと考えられており、その後10年あまりを費やして大和へ入っていることから、大和から迎えられたというより、この間に王朝交代があったとみる説が有力である。
 継体天皇が大和へ入ったとき、ふたりの王子を伴っていたとされるが、大和へ入るまでに尾張や近江など多くの豪族の娘を娶って勢力を拡大していったと伝えられる。
 一方、継体天皇が越前を出るとき付き従った者を除いけば、一族の多くは越前の片田舎に放置された。むしろ、[おほとのみこと]が大和へ入る前後には、うっかりするといつ命を狙われるかも知れない危険な立場として、ひそかに身を隠すために、あえて不便な山間部に隠れ住むことを余儀なくされたかも知れない。
 いつのことか、のちに、[おほとのみこと]が大和王権の大王であるなら、おなじ血脈を引く我々とておなじ王族ではないか、と悲憤慷慨する者がいたかどうか、一族を[帝々]と名乗るようになった。(々の文字は今日、単に同音の繰り返し記号とされることが多いが、本来は上の文字を修飾して強めて言う意味を持っていた。したがって、帝々という呼称には、帝のなかの帝という力みがこめられているともみられる。)
 ずっと後、明治4年に明治新政府が国民皆戸籍令を出したとき、民間で[帝]を名乗らせることはできない、ということになり、[廷]の文字は音がひとしく、朝廷の廷にも通ずることから文字だけを変えることで妥協したという。このあたりの事情は、つい先頃まで生きて事情を知る人の口から伝えられていた。
 このように比較的近年、人為的につくられた姓であることから、いま、全国にある廷々姓のルーツは同一のと考えて間違いないと思われる。
【投稿日】2016/07/23 19:12:36
【投稿者】Mac さん
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廷々さん みんなの家紋のはなし
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